CDプレーヤー修理

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マランツのCD-53という1994年当時3万円程度の物ですが、
音が大変気に入っておりまだ使いたいというご要望でした。

私自身TEACの古いCDプレイヤーの音が好きで壊れては直して使っています。
CDプレイヤーの故障は大抵ディスクをトレイごと本体にロードする際の機構のベルトが伸びているかCD読み取りの半導体レーザーのレンズが汚れていることが原因です。

このプレイヤーは後者でした。
綿棒にプラスチックを痛めない(半導体レーザーのレンズはプラスチック)洗浄液をつけ、動かさないように拭きます。反対側でから拭きしてレンズはOK。

本体の埃をエアダスターで吹き飛ばし、接点復活剤を使い各出力端子を清掃します。

そしてお気に入りのCDをセットし、再生試験です。
一枚まるまる再生して音飛びはないか、きちんと目的の曲に変えれるか、音に問題はないかチェックします。

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CDは内周から再生し、外周へと進んでいきます。
1曲目は回転数が速く、曲が進む度に速度が落ちていく(線速度一定…CLV方式)のです。

最近はアナログレコードを聴く方も少ないでしょうからどこから再生するなんて気にしないでしょうけど、もしお聞きのCDが特定の曲で飛びやすければこれを参考にしてCDをチェックしてみてください。汚れていれば綺麗にしましょう。

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「CDプレーヤー修理」への3件のフィードバック

  1. 突然で申し訳ありません。
    弊方、Boseが1988年あたりに売っていた、IL-SOLEというCD+チューナつきのセットを購入して愛用していたのですが、接続コード部と、CDを入れたあと、何曲あるかという表示に続いてその後読み取りが難しい・・・・という音がして、次の曲に行き・・・、という事にいたっています。メーカからは、当然のごとくごめんなさいと言われておりますが、非常に悲しく、基礎的な所の修理までは手がかりが付く予定なのですが、上述の改善が残ると思われました。

    そこで、貴方ご記載の”CD読み取りの半導体レーザーのレンズが汚れていることが原因”と仮定した話で申し訳ありませんが、基本的な修理の際に、”綿棒にプラスチックを痛めない(半導体レーザーのレンズはプラスチック)洗浄液をつけ、動かさないように拭きます。反対側でから拭きしてレンズはOK”という部分の、半導体レーザのレンズがどこらにあるか、作業はどんな風に行っておられたかにつきまして、手書きのマンがで結構ですので、是非ご教示頂ければ大変助かります。
    なお、アドレスと名前は併記する事となりますと、昨今情報時代で困った事に至ってはいけないので、大変申し訳無いと思いますが、メールを頂けると有難く、かつ助かります。
    本当に突然で申し訳ありませんが、よろしくお願い申しあげます。

  2. IL-SOLEがどのような構造をしているのか解らないので、お応えしかねます。

  3. このたびは大変申し訳ありませんでした。大変失礼致しました。
    なお,IL-SOLEは分解してみないと判らないので、自分でもやってみたといと思っておりましたので、修理された作業について、ご教示をお願いした次第でした。
    このたびはご返信頂き大変有難うございました。

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