illustratorをつかったことある人ならわかるだろう。
画像の配置にはリンクするタイプと埋め込みが存在する。
画像をリンクするとillustratorには低解像度で配置され、ファイルを取り込むわけではないので
動作も軽い。埋め込むとその反対。
制作する上で画面上の表示が低解像度でもぜんぜんかまわないのでふつうはリンクするのがあたりまえとなっている。そしてプリントアウトする際にPostscriptインタープリタを通過させることでリンク先の画像を参照し、高解像度に出力する。(PostScriptページ記述言語からプリントで使用するラスターイメージに処理する=RIP)
そのPostscriptインタープリタはハードウエア処理が基本でプリンターに内蔵されたりEFI社のFielyのようなモノをつけるのが普通だったが、最近はWindows機にインストールする「ソフトウエアRIP」が主流になってきている。
とはいえ、俺はWindowsにRIPをやらせる気などない。という私のような人もいるわけだし、
「版を出すならわかるけど、フツーの校正紙の出力ぐらいプリンター内蔵で処理しろ!」
と思うわけで。
現状、コニカミノルタのmagicolor7300を使っている。これはPS3互換インタープリタ内蔵でお安い。
でもこれぐらいしか正直存在しない。使えるモノは。
他はオイリーなギラギラした出力の機械の多いこと。
PSエラーはきちんと出してくれた方が助かるのだけど、出さずに強引にプリントする。
各社共にオーバープリントの再現を謳っているがそんなものはイラストレーターでエミュレートできる。
真面目な本当の意味で輪転に挑戦したプリンターが欲しい。