温泉熱利用

気分・思考転換に温泉熱の利用を考えてみた。

※以下の文書はチラシのウラに書くようなことです。
 でもいずれやりたいなぁと思っています。

帯広市は環境モデル都市に認定され、帯広の森の間伐材の利用、バイオマス関連施設や新エネルギー施設などを「立地誘導」したいらしいが、そんな悠長なこと言って居られるほどCO2排出量増加は緩やかではない。

ならばまず利用できるモノはないかということで、
温泉熱利用を考えてみた。

なぜいきなりこんな事を書くかというと

温泉熱はクリーンなローカルエネルギーであり、北海道における温泉放熱量は泊原発に匹敵する。道内で利用されている温泉熱エネルギーの内、暖房等の直接的利用は約7%、浴用利用は約19%である(北海道立地下資源調査所、1998)。熱利用のほとんどは、比究較的高温の温泉水を用いており、利用後の温泉水はそのほとんどが捨てられている。しかしながら、例えば35℃・毎分100Lの排湯から10℃の熱を回収すれば、毎時60,000kcalの熱量(重油換算で年間56.5KL分)を得ることができ、温泉の排湯から熱回収して再利用することは、温泉熱を最大限有効利用することにつながる。
洞爺湖温泉では、近年の重油単価の高騰などを背景に、温泉の加温のための燃料代の節約(省エネルギー)を目的として、H19年度のにNEDOモデル事業による排湯熱を回収し温泉加温に活用するシステム(温泉排熱利用システム)の導入が予定されている。H18年度に行われたFS事業での試算によれば、排湯熱回収により原油にして年間90KL、CO2ガスでは年間1,100tの削減効果が期待される。
一方、阿寒湖温泉は、自然環境の保全とその適正な利用の促進を図るために設立された前田一歩園財団が、温泉資源保護の観点から合理的な泉源管理と温泉供給を行っている。阿寒湖温泉では、阿寒湖温泉NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構が中心となり、概個性的な温泉地づくりを推進しており、まちづくりを前提とした温泉排湯の熱利用について検討を行っており、当所へも技術的相談が寄せられている。

温泉排湯熱の利用促進に向けた研究 H19 北海道立地質研究所

エネルギー面としてはこの辺として
温泉熱利用にラジエーターを使用し、熱交換できないだろうかと。
と思ったらやっている人が居た。

41度の温泉で20度ぐらいに維持する熱量が取り出せるなら十勝だともっと取れると思う。でも温泉廃熱利用を考えると41度を基準とするのが良いだろう。

源泉から熱交換できればそれに越したこと無いが、既存設備に取り付けるなら排水利用が良いだろう。幸い掛け流しなので綺麗だ。

で、その熱で暖房。で、温暖化対策。
でもそれだけじゃ意味がない。
食の多様化で南方系植物の人気がある。マンゴーとか。
栽培を事業とすれば尚良いのかなと。

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